ここ最近の米国大統領選の注目度が高いのはみなさんもご存知の通り。新聞やニュースで取り上げられる関係者の発言は何故か直訳された日本語が多いと思いませんか?中学校の英語の教科書みたいな日本語を集めてみました。
Let’s 直訳!
ブッシュ元大統領
“I know Joe Biden to be a good man who has won his opportunity to lead and unify our country.”
「バイデン氏は良い人だと知っている。私たちの国をリードし、融和する機会を勝ち取った。」(11/9 日本経済新聞)
→good manだったら、どうしよう。そう思って検索したら。。。新聞の見出し、ブッシュさんの感想がざっくり!「よい人」って。。
トランプ氏の発言
‘We were getting ready to win this election. Frankly, we did win this election.’
「我々は選挙に勝つ準備ができている。いや、率直に言って、我々は勝利した」(11/4 朝日新聞)
→〜の準備ができている というパターンはよく見かけます。率直に言って〜のまとめ方は、U.S.A.流ですね。広大な領土をまとめるには、これくらいの勢いが必要なんですね。
バイデン氏の発言
“While we are waiting for the final results, I want people to know we’re not waiting to get the work done,”
「結果を待ってはいるが、仕事に取りかかるのを待ちはしない」(11/8 日本経済新聞新聞)
→英文法 Whileの使い方。もっと直訳してほしい感があります。I want people〜 の部分が直訳されていないのが残念ではあります。「みなさんに知っておいてほしい」的な意味でしょうか。 waitingとnot waitingを対比。
“I hope to be talking to you tomorrow.”
「あすみなさんに話せることを望んでいる」(11/8 日本経済新聞新聞)
→この日本語を見て、”hope”を使っているだろうと予想できたら、英検3級が受験できると思います。
ロムニー上院議員
“Counting every vote is at the heart of democracy,”
「すべての票を数えることは民主主義の根幹だ」(11/7 日本経済新聞新聞)
→根幹=basic? 的なものと思って検索したら、heartを根幹と訳していたのですね。「民主主義の心」だと編集部上司のNGが出たんでしょうか。
ハリス氏
“Because every little girl watching tonight sees that this is a country of possibilities.“
「今夜、これを見ている全ての小さな女の子たちが、可能性のある国であることを知ったからだ」(11/9 日本経済新聞)
→この日本語を見て、”girl”を使っているだろうと予想できたら、英検4級が受験できると思います。この日本語を見て、”possibility”を使っているだろうと予想できたら、英検3級が受験できると思います。いや、受験は誰でもできます。
まとめ:
日本人全体の英語理解度が深まってきた今、意訳すると文句が出る率が高くなる。よって、google翻訳に違い日本語でメディアに紹介されるのでしょうか。(憶測です) 新聞も記事によって記者が異なり、書き方が違うとはいいますが、この視点だとわかりやすい(笑
私は感謝します。最後まで読んでくれたこと、このブログを。
BY カワイ